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藤井棋聖と佐々木七段が検分、前夜祭に出席

【ヒューリック杯棋聖戦】第1局の前夜祭で記念撮影に応じる藤井聡太棋聖(左)と佐々木大地七段=4日午後、ベトナム・ダナンのダナン三日月(鴨川一也撮影)
【ヒューリック杯棋聖戦】第1局の前夜祭で記念撮影に応じる藤井聡太棋聖(左)と佐々木大地七段=4日午後、ベトナム・ダナンのダナン三日月(鴨川一也撮影)

将棋の藤井聡太棋聖(20)=竜王・名人・王位・叡王・棋王・王将との七冠=が、佐々木大地七段(28)の挑戦を受ける「第94期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催、ヒューリック特別協賛)の第1局は5日、ベトナム中部のリゾート地ダナンのホテル「ダナン三日月」で指される。

両者は対局に先立つ4日夕、勝負の舞台となる対局室を検分、使用する将棋盤や駒、照明や空調などについて最終確認した。藤井棋聖は「名人を獲得でき、良い形で来ることができた。良い将棋を指したい」、佐々木七段は「自分の棋士人生にとって大きなタイミング。悔いのないよう戦いたい」と、それぞれ語った。

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検分後、2人は前夜祭にも出席。約250人の参加者を前にあいさつを行い、藤井棋聖は「多くの方に楽しんでいただける一局となるように全力を尽くす」、佐々木七段は「七冠を達成された藤井棋聖を相手に自分の力を出し切り、粘り強く戦っていきたい」と話した。

藤井棋聖は1日に名人を奪取した。今回は最年少七冠となってから最初の対局となり、将棋ファンの注目を集める。

第1局は5日午前9時(日本時間同11時)から始まり、振り駒で先後を決める。持ち時間各4時間の1日指し切り制。


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