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産経抄

6月3日

元大本営陸軍部参謀で伊藤忠商事会長などを歴任した瀬島龍三さんは昭和10~11年頃、満州国(現中国東北部)東部の白頭山系の密林地帯で匪賊(ひぞく)討伐作戦に就いていた。このとき、後に北朝鮮の国家主席となる金日成(キム・イルソン)の部隊から銃撃を受け、九死に一生を得たこともある。

▼もっとも当時、金日成の部隊を名乗る匪賊は複数あり、本物だったかどうかは分からない。ともあれ白頭山は朝鮮民族にとって特別な霊山であり、世襲3代の金王朝も「白頭山の血統」を強調し、一族の神格化に努めている。

▼その神通力も限界に近づいたのか。拉致被害者「救う会」の西岡力会長によると、「北朝鮮社会の崩壊が始まった」という。すでに例年の3倍の餓死者が出ているほか、4月に入り北朝鮮の政治警察である国家保衛省から報告された反体制事件は1千件に及ぶ。警察官、朝鮮労働党幹部らが襲われる事件も頻発している。

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