「日本一の美酒県」自負の山形でフェア 4千人が参加

全国新酒鑑評会に出展した酒蔵からは非売酒が無料でふるまわれた=3日、山形市(柏崎幸三撮影)
全国新酒鑑評会に出展した酒蔵からは非売酒が無料でふるまわれた=3日、山形市(柏崎幸三撮影)

山形県山形市の県総合文化芸術館前の特設会場で3日、「第2回日本一美酒県山形フェア」が開かれ、参加者4千人超が県産の酒肴を楽しんだ。

日本一の美酒県を自負する同県は、名水や気候風土に恵まれた県土で育まれる日本酒やワインを楽しむフェアを昨年から開催。新型コロナウイルスの感染拡大などもあり、本格的な開催となった今年は、酒蔵45蔵とワイナリー18社が出店した。午前11時の入場開始と同時に2千人を超す参加者が次々と会場入りし、市販酒のほか、県内でしか販売されていない日本酒などを楽しんだ。

一番乗りの埼玉県朝霞市から来た会社員、遠崎重義さん(43)は「濃厚な山形の酒を飲めてうれしい。県外に出荷されていない酒もあり、全部で20杯は飲んだかな」と堪能した様子だった。

全国新酒鑑評会で山形県産日本酒の20銘柄が金賞を獲得し日本一となるなど話題もあり、全国新酒鑑評会出展酒蔵の新酒が無料でふるまわれ、大勢の人が楽しんだ。友人2人と来たという宮城県松島町の漁業、斎藤宗勝さん(66)は「いろいろ飲んで、これはいい、あれはどうかな、と言い合った。だが山形の酒は総じてうまい」と話し、山形市の会社員、斎藤聖羅さん(35)は「大勢でお酒を飲めるようになって本当に良かった。楽しいです」と満面の笑顔だった。

新型コロナも5類に移行し、県内最大の酒イベントが本格的に開催され、山形県酒造組合の仲野益美会長は「鑑評会で日本一になったこともあり、きょうの入場券は完売しました。あすも含め入場者は7千人を超えそうです」と喜びを隠し切れない様子だった。4日まで。

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