3日に陸上の世界選手権(8月、ブダペスト)の代表選考会を兼ねて大阪市のヤンマースタジアムで行われた日本選手権で、女子三段跳びの森本が24年ぶりに日本記録を塗り替えた。5回目に勢いのある助走から会心の跳躍。「歴代の先輩方が築いてきたものを、やっと更新できた。いろんな人に助けてもらってきたので感謝したい」と涙ながらに喜んだ。
過去には冬季競技のボブスレーに取り組んだ経験を持つ28歳。現在はドイツ人コーチの指導を受けながら高みを目指し「世界選手権で戦うことが今年の一番の目標。もっと記録を伸ばして、女子三段跳びが日本のお家芸と呼ばれる種目にしていきたい」と力を込めた。