中国のレジャー施設運営、海昌海洋公園控股は2日、四川省成都市のテーマパーク内に「ウルトラマン」のテーマ館を新設したと明らかにした。同社のウルトラマン関連スポットは3カ所目で、内陸部では初。ウルトラマンは中国で人気が高く、集客の起爆剤として期待している。
1日に新設したスポットは、テーマパーク「成都歓楽谷」に設置し、面積は2500平方メートル超。館内にはグッズ販売店やレストランを設け、キャラクターフィギュアなども展示している。
同社は昨年7月、ウルトラマンを主題とした同様のエリアを上海市のテーマパークに初めて開設。今年5月には遼寧省大連市にもオープンした。
アニメ業界関係者によると、中国では、日本で25年以上前にテレビ放送された「ウルトラマンティガ」を中心に人気が高く、親子二代にわたるファンも多い。(共同)