白バイ風ドゥカティ寄贈 スタイリッシュな車体、交通安全啓発に利用

横浜・戸塚署に寄贈された白バイ風の「ドゥカティ」=1日午前、横浜市
横浜・戸塚署に寄贈された白バイ風の「ドゥカティ」=1日午前、横浜市

交通事故防止の啓発活動に利用してもらおうと、イタリアのバイクメーカー「ドゥカティ」の大型二輪が白バイ風に改造され、横浜市の所有者から1日、戸塚署に寄贈された。スタイリッシュな車体が特長。署は「地元のイベントや署内で展示して来場者の目を引き、交通安全指導に耳を傾けてもらう契機にしたい」と話す。

所有していたのは建設会社社長で、地元の「警察官友の会」会長も務める黒田憲一さん(63)。バイクが趣味だが乗る機会が減ったため、神奈川県警の元警察官で白バイを運転した倉林高宏さん(64)に改造してもらい、寄贈した。

横浜・戸塚署に白バイ風の「ドゥカティ」を寄贈した黒田憲一さん(中央)。左は改造した倉林高宏さん=1日午前、横浜市
横浜・戸塚署に白バイ風の「ドゥカティ」を寄贈した黒田憲一さん(中央)。左は改造した倉林高宏さん=1日午前、横浜市

赤い車体を白に塗り替え、「POLICE」の文字をあしらった。赤色灯やサイドボックスも装備した。

黒田さんはこの日「交通安全のシンボルとしてもらい、子どもたちが警察官を目指すきっかけにもなれば」と話した。

横浜・戸塚署に白バイ風の「ドゥカティ」を寄贈した黒田憲一さん(左)=1日午前、横浜市
横浜・戸塚署に白バイ風の「ドゥカティ」を寄贈した黒田憲一さん(左)=1日午前、横浜市

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