バイデン氏告発者、露亡命か 米女性、性的暴行被害主張

バイデン大統領=5月28日、ワシントン(ロイター=共同)
バイデン大統領=5月28日、ワシントン(ロイター=共同)

バイデン米大統領から1993年に性的暴行を受けたと主張する米国人女性が5月30日、ロシアの市民権を申請する意向を表明した。ロシアで国営メディア「スプートニク」主催の記者会見に出席し、米国で脅迫を受けたと亡命の理由を説明した。バイデン氏は疑惑を全面否定している。

女性はバイデン氏が上院議員だった時に事務所スタッフを務めていたタラ・リードさん。バイデン氏にスカートの中に手を入れられ、性器を触られたとして2020年の大統領選時に刑事告発していた。

リードさんは会見で「ロシアに着いて安心感を得た」と語った。国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は記者会見で「米政府によって命の危険にさらされているとする彼女の主張は完全に間違っている」と話した。(共同)

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