資金不足のTリーグ京都、5千万円確保 参戦継続へ

経営難について会見したTリーグ京都の池袋晴彦代表
経営難について会見したTリーグ京都の池袋晴彦代表

卓球のTリーグは1日、オンラインで臨時理事会を開き、資金不足から7月開幕のリーグ参戦が危ぶまれていた女子の京都の活動継続を承認した。5月末までに年間活動費の目標となる5千万円が確保できたため。京都の池袋晴彦代表は記者会見で「(目標に)達することができてよかった。少しでもチームを大きくしたい」と語った。

京都は5月1日に運営資金が2、3千万円足りないことを明かし、追加のスポンサー募集を訴えていた。4社から新規の申し出があったという。

京都は運営体制を見直し、リーグも経営状況を継続的に監督していく。リーグの坂井一也理事長は「参入の時点で厳しい審査が必要だったと反省している」と述べた。

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