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産経抄

6月1日

今年3月の次世代大型ロケットH3の失敗は残念だった。ただそれに先立つH2Aロケットの打ち上げには成功している。政府の情報収集衛星を載せていた。きっかけは、平成10年8月の北朝鮮による弾道ミサイル「テポドン1号」の発射だった。

▼米軍から一報がもたらされ、当時の小渕恵三首相が防衛庁から報告を受けたのは40分後である。ミサイルが日本列島を飛び越え三陸沖に着弾したのを政府筋が認めるまで10時間近くかかった。安全保障上重要な情報を自前で入手するために偵察衛星を求める声が高まった。その後続々と打ち上げられてきた。

▼北朝鮮によれば、テポドン1号はミサイルではなく、人工衛星を運搬するロケットだった。朝鮮中央通信は「北朝鮮各地から衛星を肉眼で見ることができる」とまで主張した。もちろん国際社会では冷笑を買うだけだった。北朝鮮はその後も、人工衛星を隠れ蓑(みの)にしてミサイルの発射を続け、核開発を進めてきた。

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