新たな課題に応える空間
3年前まで、人に快適で、コミュニケーションが活性化し、イノベーションが促進されるオフィス空間が先進的空間であるとされ、働く人の幸福感を基本とするオフィス設計が最先端だった。
しかし、3年間にわたった新型コロナ禍と女性やZ世代(10代から20代前半)の声によって、その空間に変化が出てきた。すなわち、リアル出社を強要されるのは困る、オフィスはきれいだけど行きたくない、先進的AI技術を使いたい、仕事中に自由な時間が欲しい―など、新たな課題に応える空間が企業に求められるようになってきた。