元日本ハム監督の植村義信さん死去

植村義信さん
植村義信さん

プロ野球の元投手で日本ハムの監督を務めた植村義信(うえむら・よしのぶ)さんが30日、多臓器不全のため千葉県船橋市内の病院で死去した。88歳。兵庫県出身。

兵庫・芦屋高のエースとして1952年全国高校選手権大会で優勝し、53年に毎日(現ロッテ)入団。56年に19勝5敗、7割9分2厘で勝率第1位に輝いた。故障の影響もあって61年に26歳で現役を引退してコーチに。阪急(現オリックス)、ヤクルト、巨人などでも指導者として多くの投手を育てた。84年に日本ハム監督に就任し、シーズン途中で辞任した。

通算成績は322試合に登板して74勝69敗、防御率2・69。監督通算は21勝37敗9分け。

会員限定記事会員サービス詳細