早田ひな「まだ上がいる」 張本智和「もっと練習」 世界卓球メダリスト会見

メダルを披露した早田ひな=31日、東京都港区(奥村信哉撮影)
メダルを披露した早田ひな=31日、東京都港区(奥村信哉撮影)

28日に閉幕した卓球の世界選手権個人戦(南アフリカ・ダーバン)でメダルを獲得して帰国した4選手が31日、東京都内で会見し、女子シングルス銅と混合ダブルス銀の早田ひな(日本生命)は「うれしい気持ちはあるが、まだ上がいるという現実を突きつけられた。やることがたくさんある」とさらなる成長を誓った。

シングルス準々決勝では最終ゲームを21-19で制し、世界ランキング3位の王芸迪(中国)に競り勝った。「自分の卓球人生で多分一番記憶に残る」と振り返り、「中国人選手も照準を合わせてくる大会で勝ち切ることができ、すごく自信になった」と手応えも口にした。

早田と組んで混合ダブルス銀の張本智和(智和企画)は男子シングルスでは8強にとどまり、「まだまだ中国人選手との差を感じた。パリ五輪までもっと練習して、次の大舞台で勝てるよう頑張りたい」と雪辱を誓った。女子ダブルス銅の木原美悠は「すごくいい経験になった」、長崎美柚(ともに木下グループ)は「一つ目標をクリアできてうれしい」と話した。

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