自民党は31日、東京・永田町の党本部で「沖縄物産展」を開き、岸田文雄首相や茂木敏充幹事長らが来場した。
駆け付けた首相は「盛り上がってますね。心ひとつにみんなで沖縄の未来に向けて努力を続けていきたい」とあいさつすると、会場に並んだ沖縄産のパイナップルやオリオンビールなどを次々に購入。1着約6万5千円の夏の正装「かりゆしウエア」を手に取り「これが一番のおすすめ? じゃあ、これにしよう」と即決する太っ腹も見せた。関係者によると、買い物総額は約7万9千円に上った。
茂木氏も「沖縄経済は観光をはじめ新型コロナウイルスによって大きな打撃を受けた。政府・与党としてしっかりと応援したい」とあいさつ。「私も財布を持ってきた。大人買いをしたい」と宣言すると、首相と同様、オリオンビールやかりゆしウエアなどを購入した。