第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で野球日本代表を世界一に導いた栗山英樹監督が31日、契約期間満了に伴い、退任した。東京都内で取材に応じた栗山監督は「多くの国民の皆さんと一緒で(WBCでの)選手たちの姿に感動した。選手たちにお礼を言いたい」と改めて感謝した。
この日は「世界禁煙デー記念イベント」に参加。代表監督の肩書はこの日が最後で、現在の心境を問われると「ちょっと寂しくなった」としみじみと話した。今後、人選を進めていく後任監督については、「みんなが『どうしてもこの人にやってもらいたい』という監督が次、やってくれると思う」と期待した。
近日中に、退任の記者会見を行う。