ウクライナ、乾坤一擲の反攻へ　露の「核恫喝」は虚勢

侵略を続けるロシア軍に対するウクライナ軍の乾坤一擲の大規模な反転攻勢が始まろうとしている。反攻作戦には欧米のさまざまな兵器を備えた大部隊が投入され、膠着（こうちゃく）が続いたここ数カ月とは全く次元が異なる激しい戦闘となるのは必至だ。ウクライナの主目標はどこにあるのか。ロシアの戦術核使用はありうるのか。戦局は予断を許さないが、ウクライナ軍は短期決戦で大きな戦果を挙げる必要があり、長期戦となれば、時はロシアを利する。

密かに改良されたミグ２９

「われわれはやる。（反攻時期の）決定は下された」