SKE48の鎌田菜月が月曜パーソナリティーを務めるラジオ番組『サクラバシ919』(ラジオ大阪)。5月29日(月)の放送では、藤井聡太棋王の就位式に駆け付けたエピソードを披露した。
将棋ファンとしても知られる鎌田。5月24日(水)、最年少6冠を成し遂げた藤井聡太棋王の就位式にゲストとして登場した。
鎌田は「藤井先生に祝辞を述べる、ありがたい機会をいただきました」と報告。「あの場に一ファンが行くとなったら、応募して抽選に当たってようやく行ける。このたびゲストとして呼んでいただいて、とても光栄でした」と歓喜する。
さらに、「事前に祝辞をお願いするというお話をいただいていて、ビックリした。メールで『棋王就位式、祝辞』と一文だけ送られてきて、マネジャーさんにすぐ連絡した。そしたら間違いじゃなくて、本当だった」とまさかのオファーに驚いたと振り返る。
「私は藤井先生を笑わせた女」
また当日、会場の様子にも感動したそうで「和やかな雰囲気で、みなさんあたたかい気持ちで来られているのがわかって、すごく素敵だった」と回顧。
いざ祝辞を述べる番が来ると、「なんとなく話すことを決めていたけど、丸暗記して行くと緊張しいだからテンパっちゃうと思って…。伝えたいことだけをリストアップして、あとはその場の流れに任せてしゃべった」と明かす。
その後、動画で見返してみると、「最初のお祝いの言葉で噛んでしまって…。その場で噛んでいることに周りの人も気づいてザワっとした空気になった。でも、『私は噛んでいません』という顔で突っ切ったところからスピーチがはじまった」とか。
「そこから自分の話しやファンの方からのお言葉を伝えた。あとから見返すと、藤井先生も笑ってくださっていたみたいで、ありがたい。これからの人生、うまくいかなかったことがあったとしても、心の立て直し方が変わる。『私は藤井先生を笑わせた女』と思えばこれから何かあっても生きていけるくらい、私にとってのご褒美をいただけた」(鎌田)
そして、「いい経験になりましたし、ありがたいことに藤井先生とのツーショットが世の中にたくさんでるという、オタク冥利につきることがありました」と満足げに語った。(ラジオ大阪)