30日午前7時15分ごろ、川崎市麻生区の小田急小田原線新百合ヶ丘駅付近で、走行中の快速急行(新松田発新宿行き、10両編成)の運転室内で煙が発生した。列車は新百合ヶ丘に停車。運転手が備え付けの消火器で鎮火したが、同駅で運転を打ち切った。けが人はなかった。
このトラブルで、小田原線は東京メトロ千代田線との相互直通運転を中止。乗客は、同じホームから発着する新宿方面行きの列車に乗り換えるなどした。10時現在で、後続などに最大で20分の遅れが生じたといい、ダイヤの乱れが続いている。
煙は運転室の助手席側で発生。神奈川県警麻生署と小田急で発生場所や原因を調べている。