ジャニーズ事務所の創業者、故ジャニー喜多川氏による性加害問題について、テレビ朝日の篠塚浩社長は30日の定例会見で、同事務所が26日に社外取締役の設置などの再発防止策を発表したことも踏まえ、「外部の方というところがポイント。どういう形で実行されていくか注視していく」と話した。
問題を巡っては、被害を告発した男性が、過去の被害がテレビによって報じられていればジャニーズ事務所入りは「多分なかった」と発言している。篠塚社長は「指摘は認識しており、たいへん重く受け止めている」とした上で、この発言を受けた視聴者からの批判について「今後の取材、放送に生かしたい」と述べた。