現在システムメンテナンス中です

会員記事の閲覧など一部サービスがご利用できません。
ご迷惑をおかけしますがご理解のほどよろしくお願いいたします。

2月27日(日)午前5時頃まで

サービス再開時間が前後する場合があります。

→詳細へ

産経抄

5月30日

<嫌われる雨に作詩家助けられ>。小紙の川柳欄で見つけた一句である。確かに雨を題材にしたヒットソングは数多い。幼いころ一番のお気に入りの雨の歌は、北原白秋作詞、中山晋平作曲の「あめふり」だった。「ピッチピッチ チャップチャップ…」の響きがなんとも言えず心地よかった。

▼ただ迎えに来てくれたかあさんが持っていた「蛇の目」にはピンとこなかった。「本物」を知ったのは、歌舞伎を観(み)るようになってからだ。傘を開くと大小2つの同心円が蛇の目に見えることから名付けられた。

▼傘は3千年以上前にエジプトで発明されたとされる。竹の骨に和紙を張った和傘は6世紀ごろ、中国から入ってきた。江戸時代に入って蛇の目傘が登場する。「あめふり」が発表された大正14(1925)年ごろはまだ普通に使われていたようだ。

ランキング

  1. 【正論】教科書検定制度「転落」の50年 新しい歴史教科書をつくる会副会長 藤岡信勝無料プラン記事

  2. 【主張】アジア大会 中国の専横は許されない

  3. 【産経抄】死の淵から戻った意味無料プラン記事

  4. 【主張】インボイス導入 丁寧な説明で不安解消を

  5. 【浪速風】経済対策 安易なばらまきは慎め

  6. 【主張】玉城氏の海外演説 日本の知事の資格を疑う

  7. 【杉田水脈のなでしこリポート(1)】NYの国連関連イベントで「慰安婦は性奴隷ではない」と訴えたところ…

  8. 【主張】玉城氏の訪中 尖閣無視で沖縄の知事か

  9. 【西論プラス】元特攻志願兵の死去に思う 転換すべき日本の平和教育と報道姿勢 大阪社会部次長 津田大資有料プラン記事

  10. 【日曜に書く】人類はわずか30年後に滅亡し、進化形「ホモ・AIエンシス」が誕生する  論説委員・長辻象平