浜田防衛相が自衛隊に迎撃命令 北朝鮮の「衛星」発射通告で

東京・市ヶ谷の防衛省
東京・市ヶ谷の防衛省

浜田靖一防衛相は29日午前、北朝鮮による「衛星」と称する弾道ミサイルの発射通告を受け、日本への落下が確認された場合の迎撃のため、破壊措置に関する行動命令を自衛隊に対し発出した。

行動命令では、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)や海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を発射して破壊するよう命じている。

防衛省は平成28年8月から自衛隊法に基づく破壊措置命令を常時発令している。北朝鮮の「衛星」発射に関する動向を受け、浜田氏は今年4月22日に破壊措置準備命令を出していた。

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