初夏の神戸の街を彩る恒例の「第50回神戸まつり」が28日、神戸市中心部で開催された。新型コロナウイルス禍によって昨年まで中止が続き、開催は4年ぶり。青空のもと、パレードやステージといった多彩な催しを一目見ようと、多くの人々が訪れた。
華麗なステップのサンバやダンスなどを披露しながら、色鮮やかな衣装に身を包んだ人々が約1キロにわたり行進する「おまつりパレード」には、60を超える団体から計約5千人が参加。
今年4月に開園40周年を迎えた「東京ディズニーリゾート」にちなんだパレードも催され、ディズニーキャラクターが40年間の感謝の気持ちを表現し、沿道の人々らを魅了した。
神戸市北区のアルバイト、吉富樹葵亜(じゅきあ)さん(22)は「待ちに待った『神戸まつり』でたくさんの笑顔に出会うことができた」と楽しんだ様子だった。