ウクライナ国民、寄付で軍の反攻支え「成功信じる」

【キーウ（キエフ）＝桑村朋】ウクライナ国内で同国軍によるロシア軍への反転攻勢に対する期待が広がっている。露軍の侵略が始まってからすでに約１年３カ月。戦時下で不安定な生活が長引く中でも寄付などで軍を支え、反攻の成功を信じている。

キーウ中心部の独立広場には、露軍との戦闘で亡くなった兵士の名前が書かれたウクライナ国旗が並ぶ一角があり、周辺で軍を支援する募金活動が連日行われている。２５日に訪れてみると、数分おきに数人が足を止め、募金箱に現金を入れる姿がみられた。