広島市で行われた先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)は成功裏に終わったが、鳩山由紀夫元首相、立憲民主党の小沢一郎衆院議員ら旧民主党政権を支えた「小鳩」たちにとっては、どうにも面白くないようだ。ロシアのウクライナ侵略が続く中、広島サミットでは、ウクライナのゼレンスキー大統領を交え、G7とウクライナの連帯を世界に誇示した。鳩山氏が今、首相だったら、連帯どころではなかっただろう。
鳩山氏は政界を引退してもなお、在野の精神は健全のようだ。先日、ツイッターにこんな投稿をした。
「今世界が求めているのは一刻も早くウクライナ戦争を停戦にすることだ。本来G7がやるべきだったのはゼレンスキーを呼ぶならプーチンも呼んで、停戦の対話を導くことだった。G7がウクライナを支持して武器を提供すれば、さらに多くの命が奪われ、ウクライナが荒廃するだけだ」