浜田靖一防衛相は26日の閣議後記者会見で、今月末に韓国で行われる多国間訓練の際、海上自衛隊の護衛艦が自衛艦旗である旭日旗を掲げて釜山(プサン)港に寄港することを明らかにした。「法令にのっとって自衛艦旗を掲揚する」と説明した。
韓国では旭日旗について「戦犯旗」などと曲解した批判があり、2018年に韓国が主催した国際観艦式の際に当時の文在寅(ムン・ジェイン)政権が掲揚を控えるよう求め、日本側は式への参加を中止した。
軍艦艇は国際法で国籍を示す標識の掲示が求められており、自衛艦は旭日旗を掲揚することにしている。
韓国国防省が容認「国際慣例に従う」 海自艦「旭日旗」掲げ入港へ