米、ワグネル幹部に制裁 マリ足場に武器調達計画

ロシア・サンクトペテルブルクの「ワグネル・センター」=2022年11月(ロイター)
ロシア・サンクトペテルブルクの「ワグネル・センター」=2022年11月(ロイター)

バイデン米政権は25日、西アフリカ・マリを足場としてウクライナで使う武器の調達を計画した疑いがあるなどとして、ロシア民間軍事会社ワグネルのマリ担当トップ、イワン・マスロフ氏を制裁対象に指定した。財務省が発表した。ワグネルはウクライナ侵攻に加わっている。

財務省は、ワグネルが調達を企てた物資に地雷や無人機、レーダーなどが含まれる可能性があるとした。マスロフ氏はロシア国籍。ワグネル創設者プリゴジン氏から指示を受け、マリ政府関係者と協力しつつ現地での活動を差配してきた。

ネルソン財務次官は今回の措置について「ワグネルの主要な工作員の活動を阻止する」と強調した。

また、国務省はマリで昨年3月に500人以上が殺害された軍事作戦に関与したとしてマリ軍幹部2人のビザ発給を制限すると発表。マリ軍は国内の過激派対策で、ワグネルと連携してきた。(共同)

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