ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は24日放映のイタリアのテレビ番組で、ロシア軍に対するウクライナ軍の反転攻勢について「約1500キロの戦線を巡る激しい戦いだが、既に行動を始めた」と述べ、数日前から作戦行動に入っていると指摘した。
また、ウクライナは英国が供与した巡航ミサイル「ストームシャドー」やドイツ製の戦車レオパルトなどで武装していると強調。欧米から供与された兵器について、ロシア領に対しては使わないが、ロシアが併合したウクライナ南部クリミア半島や、ロシアが実効支配する東部ドンバス地域(ドネツク州とルガンスク州)には使用すると明言した。
ポドリャク氏は25日、反攻はロシア軍を倒す複合的な作戦行動で、開始日時は明確ではないとツイッターで説明。敵の兵たんを破壊するのも反攻に当たるとした。(共同)