警察署で炎上の車、運転の男性が死亡 福岡・筑後

福岡県警は26日、筑後署の敷地内で25日に炎上した乗用車を運転していた男性が、重症熱傷で死亡したと発表した。県警によると、男性は筑後市熊野の会社員、角拓翔さん(25)。

県警によると筑後署員が23日、夫婦間トラブルの通報を受けて角さんから事情を聴いていた。24日には角さん宅で火災が発生。25日午後、署員2人が実況見分に向かったところ、火災後に連絡の取れなくなっていた角さんが自宅前に立っていた。

署員をにらみつけるなど挙動が不審で、妻が実況見分に同行していたため署員が車両から降りずに署へ引き返すと、角さんは乗用車で追いかけてきた。署の敷地に入り、署員と妻の乗った車両に追突した後、自分の車内で自ら火をつけた。

県警は24日の角さん宅の出火原因を調べている。

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