ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長による性加害問題を巡り、ダンサーで俳優の橋田康さん(37)が26日午後、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見。ジャニーズ事務所に所属していた当時、性被害を受けたと話し、同事務所の藤島ジュリー景子社長に対し、「ジュリー社長、僕たちの思いに向き合って」と呼びかけた。橋田さんは週刊誌で性被害を告白しており、16日には東京・永田町の国会内で立憲民主党のヒアリングに出席している。
会見で橋本さんは、同事務所が問題に対する相談窓口を設けることについて、「(被害者が)直接、事務所に相談しにくいという声もある。同じ被害にあったものとして、彼らの声を届ける架け橋になりたい。彼らの声をまとめて、事務所に届けたい」と話した。藤島社長は今月14日、「被害を訴えている方々」へ謝罪する一方で「当事者であるジャニー喜多川が故人であり、確認できない」と事実認定を避けている。
橋田さんは平成10年に同事務所に入所。CDデビュー前のタレントを指すジャニーズJr.として活動していた。
「早く問題が終結してほしい」 元ジャニーズJr.の俳優が会見