戦争被爆地で初めて開催された先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)は21日、閉幕した。サミットにはロシアの侵略を受けるウクライナも参加し、核兵器の威嚇や使用を許さない姿勢を打ち出した。国際秩序に挑戦するロシアや中国が取り込みを図る「グローバルサウス(GS)」と呼ばれる新興・途上国をいかに引き寄せていくか。G7議長国である日本の役割はこれからも続く。
G7広島サミット最終日の21日午後6時22分。平和記念公園内にある広島国際会議場の地下2階で、首相の岸田文雄は、ウクライナ大統領のゼレンスキーを迎え入れ握手を交わした。
「G7だけでなく招待国とも議論ができたことに感謝する」