老人ホーム入居権拒否→「名義貸しは犯罪」 女性約3500万円の被害に

奈良県警生活安全企画課は22日、奈良市内に住む80代女性が約3500万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。今年に入って県内では最多の被害額という。

同課によると、今月1日、女性宅にハウスメーカーを名乗る男から「新しい老人ホームの入居権がある」と電話があった。女性は入居を断ったが、翌日に別の男から電話で「入居権を他人に譲ることは名義貸しという犯罪になる」と解決金を要求され、女性は指定された住所に現金500万円を宅配便で送った。女性はその後も男からの電話に応じ、被害総額は3455万円に上ったという。

過去に特殊詐欺で使われていた電話番号が送り状に記載されていたことから、配送業者が警察に通報し、同16日に被害が発覚した。

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