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THE古墳

巨大古墳群築造ミステリー 労働者2千人はどこに住んでいた?

百舌鳥古墳群の履中天皇陵古墳(手前)や仁徳天皇陵古墳(奥)。巨大古墳を築いた労働者はどこにいたのか
百舌鳥古墳群の履中天皇陵古墳(手前)や仁徳天皇陵古墳(奥)。巨大古墳を築いた労働者はどこにいたのか

国内最大の仁徳天皇陵古墳(墳丘長486メートル)、2位の応神天皇陵古墳(同425メートル)で知られる大阪の百舌鳥(もず)・古市古墳群。世界遺産として巨大な墳丘や被葬者に注目が集まる一方で、古墳を造った「労働者」については意外と分かっていない。大量に動員されたはずの作業員の住居、副葬品の武具を作った大規模な工房跡などが見つかっていないためだ。100年以上にわたって巨大古墳が次々に築かれた国家的プロジェクト。「遺跡はどこかに埋まっているはず。不思議としか言いようがない」。研究者も首をかしげる。

仁徳天皇陵はダンプカー27万台分

百舌鳥(堺市)・古市古墳群(大阪府羽曳野市、藤井寺市)には計200基以上が築かれ、墳丘規模が200メートル以上の巨大古墳は11基にのぼる。

なかでも仁徳天皇陵古墳(堺市)は、墳丘の盛り土の量が10トンダンプカー27万台分、完成までに1日最大2千人が働いて15年以上かかったと試算。古墳に立てられた円筒埴輪(はにわ)は約3万本ともいわれる。

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