WBC決勝 日本ーアメリカ 優勝を決め、帽子を投げる大谷翔平=3月21日、マイアミ(撮影・水島啓輔)米ニューヨーク州クーパーズタウンにある米国野球殿堂博物館に、投打「二刀流」で歴史的な活躍を続ける大谷翔平(エンゼルス)の新たな品が収蔵された。日本代表として出場した3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝の米国戦で優勝を決めた瞬間に、マウンドから投げ飛ばした帽子だ。
決勝直後、ジョン・シェスタコフスキ副館長らが大谷にWBCで使用したものの寄贈をお願いすると、大谷から侍ジャパンのJの文字が入った帽子が渡された。副館長は「野球の歴史を後世に受け継いでいく私たちの使命を大谷選手は理解してくれた」と感謝した。
WBC決勝で大谷翔平が使用し、近日中に米国野球殿堂博物館に展示される帽子=18日、ニューヨーク州クーパーズタウン(共同)博物館はニューヨークから車で4~5時間の田舎町にあり、野球草創期の1860年代から現代まで記録の節目や歴史的な試合で選手が使用した用具などが集められている。(共同)
米国を破って優勝を果たし、帽子を投げて喜ぶ大谷=3月21日、マイアミ(共同)優勝を決め、グラブと帽子を投げた大谷翔平 =3月21日、マイアミ(撮影・長尾みなみ)大谷翔平らの記念品が並ぶエンゼルスのブースを紹介する米国野球殿堂博物館のシェスタコフスキ副館長=18日、ニューヨーク州クーパーズタウン(共同)米国野球殿堂博物館に展示されているイチローさんのユニホームなど=18日、ニューヨーク州クーパーズタウン(共同)米国野球殿堂博物館に展示されている王貞治さんの一塁ミット=18日、ニューヨーク州クーパーズタウン(共同)