「戸惑いと笑い声が…」声優の神尾晋一郎が『ヒプマイ』ライブで予想外の展開

ラジオ番組『サクラバシ919』の水曜パーソナリティーを務める声優の神尾晋一郎
ラジオ番組『サクラバシ919』の水曜パーソナリティーを務める声優の神尾晋一郎

声優の神尾晋一郎が水曜パーソナリティーを務めるラジオ番組『サクラバシ919』(ラジオ大阪)。4月19日(水)の放送では、先週末に開催された『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 9th LIVE ≪ZERO OUT≫』でのエピソードを披露した。

ライブについて「会場は東京有明アリーナ。360度客席があるステージで、音の返り方も(通常のステージと)違って、すごくおもしろい感覚だった」と回顧。さらに、「キャラクターの髪の色に寄せてみたり、歌を覚えたり…」と、さまざまな準備を重ねてきたと語る。

ラジオ番組『サクラバシ919』に出演している声優の神尾晋一郎
ラジオ番組『サクラバシ919』に出演している声優の神尾晋一郎

そんな中、ステージで使う〝小道具〟にも強い思入れが。

というのも、ライブ2日目には声優の駒田航とのデュエット曲『Private Time』を披露。「キャラクターのプライベートな部分を歌っている曲」と紹介する。

神尾が演じる毒島メイソン理鶯は「野営地で焚火をたいて、切り株に腰を下ろして自家製のハーブティーを飲んでいるイメージ」とのことで、マグカップとスキットル、ランタンなどの小道具が用意されていたとか。

しかし、何か物足りなさを感じた神尾は、ふと「枝がほしい」と思い立ち…。

理想の枝を追い求め…

ライブまで1週間を切っているなか、自ら小道具の枝を調達することに。公園を歩き回っていると、ようやく理想の枝に出合えたそう。

ラジオ番組『サクラバシ919』に出演している声優の神尾晋一郎
ラジオ番組『サクラバシ919』に出演している声優の神尾晋一郎

「長さ130センチ、直径10センチくらいで、先端がYのように二股にわれている枝が落ちていた。完璧だ!」

なんとか枝を手に入れた神尾だったが、その帰り道では「ほぼ手ぶらで、枝だけ持ってバスに乗った。結構みんなに見られた」と恥ずかしい思いも。また、会場に枝を持参すると共演者やスタッフから驚かれたと話す。

そんな苦難がありつつも、自身のこだわりを貫き通した神尾。

そして迎えたライブ2日目。枝を抱えてランタンをぶら下げ、「ファンのみんな、世界観に入って喜んでくれるだろうな」とワクワクしながらステージに登場すると、「若干、(観客の)戸惑いと笑い声が聞こえた気がした」。予想外のファンの反応に「え? 俺、笑われているのかな…」と肩を落とした。(ラジオ大阪)

会員限定記事会員サービス詳細