プロ野球の横浜DeNAベイスターズは7日、本拠地の横浜スタジアム(横浜市中区)で日本代表「侍ジャパン」が14年ぶり3度目の優勝を果たした野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の優勝トロフィーやメダルなどの記念品の展示を開始した。
日本代表の事業会社「NPBエンタープライズ」が実施する各球団の本拠地での巡回展示の一環で、横浜スタジアムでは9日まで。観戦チケットがなければ入場できない2階の回遊デッキの特設スペースで展示されている。
ベイスターズからは侍ジャパンにエースの今永昇太投手と主砲の牧秀悟選手が選出。今永投手は決勝のアメリカ戦で先発を務め、牧選手も1次リーグ初戦の中国戦で大会チーム1号本塁打を放つなどの活躍をみせた。メンバーのサインが入った両選手のユニホームも展示されている。
7日は雨天でプロ野球の試合は開催中止となったが、観戦チケットの所有者には特別に公開された。横浜市内の小学5年、鈴木涼太さん(10)は「ユニホームのサインが見れてよかった。牧選手や(米大リーグ、レッドソックスの)吉田正尚選手のような長距離打者になりたい」と話した。