大阪の春を彩る風物詩「桜の通り抜け」が7日から始まるのを前に、造幣局(大阪市北区)で6日、高齢者や体の不自由な人を招いた「特別観桜会」が開かれた。あいにくの曇り空となったが、訪れた人たちは一足先に桜のアーチを楽しんでいた。
特別観桜会は、高齢者らに混雑を避けて桜を満喫してもらおうと、毎年一般公開に先立って実施。今回は約1600人を招待した。
今年で140周年を迎えた通り抜けでは、南門から北門までの約560メートルにわたり、一押しの「今年の花」に選ばれた淡紅色の「松月」など140品種339本の桜が並んだ。
来場者たちは、写真を撮ったり花びらの色や形を見比べたりしながら思い思いに桜を堪能。初めて夫婦で訪れたという大阪府和泉市の無職、権田富士雄さん(68)は「立派な桜ばかりで感動した。いろんな品種をゆっくりと見られてよかった」と笑顔で話した。
7~13日の一般公開は事前予約制で既に定員に達しているが、キャンセルがあればインターネットの専用ウェブサイトで予約できる。期間中に約24万人の入場を見込んでいる。
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