侍ジャパンのワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝に貢献した吉田正尚選手(米大リーグレッドソックス)と中村悠平選手(ヤクルト)に福井県栄誉賞が贈られることが決まった。福井県が4日に発表した。2人とも同県出身で、高校まで過ごした。贈呈はシーズンオフにあたる年末を念頭に検討している。
授与の理由は「県を大いに盛り上げ、大きな感動を与えた」と説明。現在も定期的に地元を訪れ、県民と交流していることも考慮した。
吉田選手は令和3年の東京五輪で日本代表の主軸打者として金メダル獲得に貢献したことから、同年12月に県栄誉賞を受けており、今回で2回目となる。