サッカーの元日本代表で、J1鹿島で長く活躍したMF本山雅志(43)が1日、現役引退を発表した。鹿島―広島(カシマスタジアム)前に鹿島同期入団の中田浩二氏とトークショーを行い「昨季で現役はやめると決めさせてもらった。今後はいろんなことにチャレンジできれば」と話した。
ドリブルを武器に東福岡高で全国総体、全日本ユース選手権、全国選手権の3冠を達成し、1998年に鹿島へ入団。99年世界ユース選手権で日本の準優勝にも貢献した。鹿島では主力として数々のタイトルを獲得して黄金期を支え、J1通算365試合38得点。2016年に当時J2の北九州へ移籍し、昨年はマレーシアでプレーした。