中国船の領海侵入続く 尖閣周辺、今年10日目

尖閣諸島。海上自衛隊哨戒機P3-Cから撮影=沖縄県石垣市(鈴木健児撮影)
尖閣諸島。海上自衛隊哨戒機P3-Cから撮影=沖縄県石垣市(鈴木健児撮影)

第11管区海上保安本部(那覇)は1日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で3月30日に領海侵入した中国海警局の船4隻が、引き続き領海内にとどまっていると発表した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは3日連続で、今年10日目。

11管によると、4隻は30日午前11時10分ごろから相次いで領海に侵入。日本漁船の動きに合わせて航行し、31日夕以降、うち2隻が領海内を出入りする動きを繰り返した。海保の巡視船が領海から出るよう警告した。

領海外側の接続水域を含め、尖閣周辺で中国船が確認されるのは66日連続となった。

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