警視庁四谷署の一日署長に就任したダンディ坂野さん=1日午前、東京都新宿区(松井英幸撮影)1日に施行された改正道交法により、自転車に乗る人のヘルメット着用が全年齢で努力義務となった。罰則はないものの、警察は着用を呼びかけ、自転車販売店ではヘルメットの売り上げが伸びている。事故の死傷者は9割が着用しておらず、着用率を向上させ死者や重傷者の減少につなげる狙いだ。
警察庁によると、2022年に全国で起きた自転車に乗った人の交通事故で、死傷者の着用率は9・9%。世代別では小学生が25・0%、中学生が39・1%。高校生になると7・5%と下がり、65歳以上は3・6%だった。死者の半数が頭部に致命傷を負っていた。
警視庁四谷署の一日署長に就任し、自転車の安全利用について話すダンディ坂野さん=1日午前、東京都新宿区(松井英幸撮影)警視庁は1日、ヘルメット着用を呼びかけるイベントを開いた。通りかかった会社員渡辺あやのさん(28)は「保育園の子どもの送り迎えで自転車に乗るので、周りの様子を見ながら着けるかどうか考えたい」と話していた。
一日警察署長の委嘱状を受け取ったダンディ坂野さん=1日午前、東京都新宿区(松井英幸撮影)警視庁四谷署の一日署長に就任し、交通事故防止グッズを配布するダンディ坂野さん=1日午前、東京都新宿区(松井英幸撮影)警視庁四谷署の一日署長に就任し、ポーズをとるダンディ坂野さん=1日午前、東京都新宿区(松井英幸撮影)ヘルメットを着用して自転車に乗り、交通事故防止を呼びかけるダンディ坂野さん=1日午前、東京都新宿区(松井英幸撮影)ヘルメットを着用して自転車に乗り、交通事故防止を呼びかけるダンディ坂野さん=1日午前、東京都新宿区(松井英幸撮影)自転車のヘルメット着用努力義務化の啓発イベントが行われた品川区立五反田ふれあい水辺広場で交通安全グッズを受け取る子供ら=1日午後、東京都品川区(松井英幸撮影)自転車のヘルメット着用努力義務化の啓発イベントが行われた品川区立五反田ふれあい水辺広場で交通安全グッズを受け取る子供ら=1日午後、東京都品川区(松井英幸撮影)自転車のヘルメット着用努力義務化の啓発イベントが行われた品川区立五反田ふれあい水辺広場で交通安全グッズを受け取る子供ら=1日午後、東京都品川区(松井英幸撮影)自転車のヘルメット着用努力義務化の啓発イベントが行われた品川区立五反田ふれあい水辺広場で交通安全グッズを受け取る子供ら=1日午後、東京都品川区(松井英幸撮影)