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村上、今季初打席でいきなりの2ラン バックスクリーン左へ

ヤクルトー広島 1回、ヤクルト・村上宗隆が中越えに先制の2点本塁打を放つ=神宮球場(撮影・荒木孝雄)
ヤクルトー広島 1回、ヤクルト・村上宗隆が中越えに先制の2点本塁打を放つ=神宮球場(撮影・荒木孝雄)

ヤクルトの村上宗隆が今季初打席でいきなり2ランを放った。31日、神宮球場での広島戦、0―0の一回2死二塁で、大瀬良に内角を攻められて2ボール1ストライクとなった後の4球目。見逃せばボールになる低めの変化球を打ち上げ、バックスクリーン左へ運んだ。プロ6年目で開幕戦初アーチに、右手を高らかに突き上げてベースを回った。

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では準決勝で逆転サヨナラ2点二塁打、決勝では特大の同点ソロを放って優勝に貢献し、23日に米国から凱旋帰国した。「気持ちを入れ直して開幕に合わせられるように頑張りたい」と体を休めることを優先。実戦を経ずにぶっつけ本番で迎えたシーズン初戦で快音を響かせた。

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今季は2年連続の三冠王獲得が期待される。「143試合分の1なので、そこで終わりではない。いい一年の始まりにできるように」と話して臨み、幸先のいい一発を放った。

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