実習生にアカハラ 学芸大付属校教諭に停職3カ月

東京学芸大は31日、付属校で教育実習を受けた学生に対し、長時間立たせたまま怒鳴って指示するなどのアカデミックハラスメントをしたとして、付属校の50代男性教諭を停職3カ月の懲戒処分とした。

大学によると、教諭は令和3年度に実習を受けることになっていた学生が提出した学習指導案について、具体的な指摘をしないまま「これでは授業ができない」などとメールを送信。実習の開始日には、短時間では困難な作業を繰り返し強いるなどした。

大学は「服務規律の徹底を図り、再発防止と信頼の回復に努める」とした。

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