NTTドコモは31日、インターネット接続サービス「ぷらら」と動画配信サービス「ひかりTV」で、業務委託先企業のパソコンから最大約529万件の顧客情報が流出した可能性があると発表した。氏名や住所、電話番号、メールアドレス、顧客番号などの情報で、不正利用などの被害は確認されていないとしている。不正アクセスの可能性もあるとして、原因を調査している。
ドコモによると、30日午後、データ流出の可能性をネットワーク監視で検知、通信を遮断する対応を取った。流出元となったパソコンでは、クレジットカードや金融機関の口座情報といった顧客の決済関連情報は保持していなかったという。
サービス契約数(昨年12月末時点)はぷららが約378万件、ひかりTVが約90万件。