ローマ教皇庁(バチカン)は29日、教皇フランシスコ(86)が呼吸器感染症に罹患したと発表した。数日間入院する。新型コロナウイルス感染ではないとしている。ANSA通信は「深刻な状態ではない」と伝えた。
バチカンによると、教皇はここ数日、呼吸困難を訴えていた。29日午後にローマの病院で検査を受け、感染が判明した。
今月13日に選出から10年を迎えた教皇は29日午前、バチカンで定例の一般謁見に出席していた。
2021年7月に結腸の手術を受け、約10日間入院したことがある。最近は膝の痛みで歩行が困難になっている。(共同)