春らんまん、桜40種230本が次々見頃 とっとり花回廊、パンジーとの競演も

とっとり花回廊の「花の丘」で見頃を迎えた桜と約5万株のパンジー=28日、鳥取県南部町
とっとり花回廊の「花の丘」で見頃を迎えた桜と約5万株のパンジー=28日、鳥取県南部町

鳥取県南部町の県立フラワーパーク「とっとり花回廊」では、早咲きから遅咲きまで40種約230本の桜が次々と見頃を迎えている。ソメイヨシノは昨年より約1週間早く22日に開花し、春らんまんの光景を織りなしている。

一面に花畑が広がる「花の丘」では、桜と約5万株のパンジーが競演し、絵画のような絶景が広がる。約200本を集めた「桜の広場」では、八重咲きで花びらの大きな「永源寺」や、しだれた枝に濃いピンク色の花が咲く「仙台枝垂」など、花の色合いや樹形の違いに来園者が見入った。

とっとり花回廊の「花の丘」で見頃を迎えた桜と約5万株のパンジー=28日、鳥取県南部町
とっとり花回廊の「花の丘」で見頃を迎えた桜と約5万株のパンジー=28日、鳥取県南部町

青空が広がった28日に家族5人で訪れた島根県安来市の小学5年山岡希さん(11)は「天気がいいと桜の色が一層きれい。桜を見るとわくわくします」と声を弾ませた。

4月には八重咲きの「楊貴妃」や黄緑色の「御衣黄」など遅咲きの品種が中旬ごろまで楽しめる。

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