フジテレビ「男性育休100%宣言」に賛同 キー局初

フジテレビは、男性育児休業取得率100%の実現を目指し、ワーク・ライフバランスが推進する「男性育休100%宣言」に賛同。この宣言に賛同するのはNHK・民放キー局で初となる。

同局では、育休相談窓口としてイントラ特設ページを充実させ、育児休業に加え小4までの時短制度、あるいは就学初期までの休職など多様な選択肢を提案。2022年度の男性育休取得率は約80%と国の目標とする30%を大きく上回った。

23年度からは他社とも交流できる父親学級の開催や関連動画配信による職場全体の啓蒙、また復職時にも高いモチベーションで臨めるような人事制度の施行により、育児休業を取得する社員が安心して休め、復帰もしやすい体制を強化する。

同局の港浩一社長は「当社では豊かで多彩なコンテンツを世の中に発信する企業として、子育て中の社員が生き生きと働き続け、生活者の心に寄り添うコンテンツを創出できるよう取り組んでまいりました。男女問わずそれぞれのライフステージに合わせて多様な働き方を選択することが、多彩な視野から、さらに信頼される情報や感情に訴えるコンテンツをお届けできる推進力になると考えています。今後も働きやすい、そして働きがいのある会社を目指していきます」と語った。

(産経デジタル)


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