北朝鮮への上陸と内陸部に向けた進撃を想定し米韓両軍で行われた「双竜訓練」=29日、韓国南東部・浦項(共同)米韓両軍は韓国南東部浦項で実施中の「双竜訓練」を29日公開し、北朝鮮内陸部に攻め入る能力を誇示した。北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は東部元山からの上陸や首都平壌の占領、金正恩党総書記らを暗殺する「斬首作戦」の訓練が行われているとの記事を28日に掲載。29日も、これを読んだ人民に「わき上がる憤怒と憎しみ」が高まっていると長文で伝え、米韓への敵対心を促した。
北朝鮮への上陸と内陸部に向けた進撃を想定し米韓両軍で行われた「双竜訓練」=29日、韓国南東部・浦項(共同)29日の記事は、金正恩氏が核兵器の増産を指示し戦術核弾頭とみられる物体を視察したことや、弾道ミサイル発射が28日に報じられたことを受け、自国の国防力は「世界最強」だと強調した。(共同)
北、核兵器の「弾頭」公開 生産拡大を正恩氏が指示
米韓軍、北朝鮮への進撃想定し上陸訓練 メディア公開
27日、「核の兵器化事業」を指導する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(左端)(配信元が画像の一部を加工しています、朝鮮中央通信=共同)27日、「核の兵器化事業」を指導する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(右から3人目)。右側には戦術核弾頭とみられる物体が並べられている(配信元が画像の一部を加工しています、朝鮮中央通信=共同)27日、「核の兵器化事業」を指導する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(右)。下は戦術核弾頭とみられる物体。右のパネルには弾頭が8種類の運搬用兵器に搭載できることが示されている(配信元が画像の一部を加工しています、朝鮮中央通信=共同)朝鮮中央通信が28日配信した、ミサイルの弾頭が空中爆発した場面とみられる写真(朝鮮中央通信=共同)北朝鮮への上陸と内陸部に向けた進撃を想定し米韓両軍で行われた「双竜訓練」=29日、韓国南東部・浦項(共同)