岸田文雄首相は29日、官邸で開いた自衛隊部隊表彰式に出席し、隊員を激励した。ロシアによるウクライナ侵略などに言及し「世界は大きな分岐点を迎えている。こうした困難な時代に(自衛隊の)一つ一つの地道な活動が、わが国の防衛に直結している」と述べた。
海上自衛隊の掃海艇や、東京と大阪で新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場の運営に当たるなどした陸海空の計8部隊に特別賞状が授与された。首相自身も東京の大規模接種会場でワクチン接種を受けており「国民のワクチン接種推進の大きな起爆剤になった」とねぎらった。