「４番」吉田正尚、待望の一発に喜び　大リーグ・オープン戦

レッドソックスの吉田は２８日、フォートマイヤーズでのブレーブスとのオープン戦に「４番・左翼」で先発し、１打数１安打２打点だった。内容は中越え本塁打（打点２）、四球。三回に代走を送られた。チームは５―７で敗れた。

吉田はオープン戦最終戦で待望の一発を放った。一回２死三塁の第１打席で通算１１６勝の右腕モートンの速球を捉えた。中堅右に初本塁打となる２ランを放ち「速い球を１球で仕留められたのは良かった」と喜んだ。

ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）による離脱を経て、フロリダでのキャンプを打ち上げた。温暖な気候が一転し、開幕戦が行われるボストンは肌寒さが残る。「ちょっと寒そう。緊張感もある中、対策を考えながらけがなくやりたい」と気持ちを引き締めた。（共同）