米韓軍、北朝鮮への進撃想定し上陸訓練　メディア公開

米韓両軍は２９日、韓国南東部の浦項で、北朝鮮への上陸と内陸部に向けた進撃を想定した「双竜訓練」を国内外のメディアに公開した。訓練は２０日に始まっており、４月３日までの日程で５年ぶりに師団級規模で実施されている。米海軍の原子力空母ニミッツが３月２８日に南部釜山に入港したのに続く訓練公開で、核攻撃能力の誇示を続ける北朝鮮をけん制した。

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「双竜訓練」で、銃を構える韓国海兵隊の兵士　＝２９日、韓国南東部・浦項（ロイター）

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訓練には米軍の強襲揚陸艦「マキン・アイランド」のほか、戦闘ヘリコプターなどが多数参加。上空を米軍の輸送機オスプレイなどが飛び交う中、砂浜に上陸した韓国軍の水陸両用装甲車から海兵隊員らが降りて銃を構え、米海兵隊の装甲車が次々と上陸する様子が公開された。韓国海兵隊の劉昌勲大佐は「韓米海兵隊の強固な同盟と、防衛態勢を改めて確認できた」と述べた。（共同）