昨年の参院選の報道を見ながら、ふと政治へ興味を持った。自身は不自由ない生活を送っていたが、50歳になって国や自分の行く末を考え、「今のままでは自分も、日本もダメだ。何かしないと」。強い危機感から、出馬を決めた。
掲げる政策は子育て施策の充実。積極的な子育て施策を打ち出している兵庫県明石市を手本にしながら医療費、保育料、おむつ代などの無償化を目指す。
「子育て施策を充実させて人口が増えれば、街が賑わい、経済活性化、税収増、市民サービス向上という好循環につながる」と強調する。
秋田県大館市出身。看護学校卒業後に小田原市立病院で看護師として働き始め、その後に勤務した病院に通勤するために相模原市内に住み始めた。
現在は看護師として回復期リハビリテーション病院に勤務している。寝たきりだった患者が歩けるようになって自宅に帰れるのを見た時はやりがいを感じる一時だという。
一方、退院できるまで回復しても、家族の都合などで受け入れ先がない患者も目の当たりにし、少子高齢化社会への問題意識も持ってきた。
ドイツビール祭り「オクトーバーフェスト」に出かけることが好きで、以前はよく横浜市内や東京都内の会場に足を運んでいた。
歌や踊りが繰り広げられる中でビールを片手に知らない人同士が話す雰囲気を楽しむといい、フェストで出会った人が今回の選挙でサポートしてくれる。